【第5回】「現金ってほんまに“お金”だけ?」
〜勘定科目ってなんやねん!〜
こんにちは〜!フルタイム経理ママのぽかままです。
さて、簿記の世界ではよく出てくる言葉があります。
それが…
「勘定科目(かんじょうかもく)」!
むずかしそうに見えるけど、
これは**“お金やモノの名前”を表す、簿記の言葉たち**なんやで!
今回は、簿記で使う「勘定科目」をテーマに
「えっ、それも“現金”?」「売上ってなにを売ったの?」みたいな疑問を、わかりやすくスッキリさせていきます!
🧾 「勘定科目」ってなに?
勘定科目とは、取引をグループ分けする名前のこと!
たとえば、500円で文房具を買ったとき:
✏️「文具費」っていう名前を使って記録するよね?
これが「勘定科目」なんです。
つまり、「これは何に使ったお金?」「これはどこからきたお金?」を、
それぞれの科目に分けて書くのが簿記のルール!
💰「現金」っておサイフの中だけ?
ちょっとひっかかりやすいのがコレ👇
「現金」って、おサイフに入ってるお金のこと?
→ 実はそれだけじゃない!
簿記での「現金」には…
✅ 含まれるもの | ❌ 含まれないもの |
---|---|
・紙のお金・硬貨 | ・クレジットカードの残高 |
・すぐ使える小切手 | ・預金(べつに「当座預金」「普通預金」で管理) |
つまり、**“すぐに自由に使えるお金”**が「現金」って考えるんや!
🔠 勘定科目には種類があるよ!
勘定科目には、使い道や動きに応じて分類があるんです。
分類名 | 意味 | 代表的な科目 |
---|---|---|
資産 | もっているもの・あとで得するもの | 現金・商品・建物など |
負債 | あとで返す約束があるもの | 借入金・買掛金など |
純資産 | 自分の取り分(資産−負債) | 資本金など |
収益 | お金が入ってきた理由 | 売上・受取利息など |
費用 | お金が出ていった理由 | 仕入・水道光熱費・給料など |
🎯 よく出る!勘定科目クイズ
Q. 友だちに1000円を立て替えてもらった → 立替金で管理
→ これは資産?負債?収益?費用?
答え:資産!
👉「あとで返してもらえるお金」は、自分が持っている“もらえる権利”=資産やね!
🧩 今日のミニ問題
Q. 次の取引を、勘定科目を使って仕訳しよう!
1)商品を300円で売って、現金でもらった
textコピーする編集する( )300 / ( )300
2)400円の電気代を払った(現金)
textコピーする編集する( )400 / ( )400
こたえ:
1)現金 300 / 売上 300
2)水道光熱費 400 / 現金 400
🗒️ まとめ
🔹「勘定科目」とは、お金やモノの“名前”を管理する言葉
🔹「現金」には“すぐ使えるお金”が含まれる
🔹科目には「資産」「負債」「収益」「費用」などの分類がある
🔹取引は「どの科目を使うか」が大切!
🔜 次回予告!
📌【第6回】「帳簿ってなんなん?」
〜仕訳の次は“書き写し”やで!〜
簿記って、仕訳だけで終わりちゃうねん。
記録したことを、ちゃんと「帳簿(ちょうぼ)」に写していく作業もあるんやで!
コメント