【第3回】「仕訳ってどう書くの?」
〜借方・貸方のナゾを解け!〜
こんにちは〜!フルタイム経理ママのぽかままです。
前回は、「お金はどこから来てどこへ行く?」というお話でしたね。
今回は、いよいよ簿記のキモ!
「仕訳(しわけ)」ってどう書くの?
そして出てくる…「借方(かりかた)」「貸方(かしかた)」ってなに?
いっしょにナゾを解いていきましょ〜!
📚 そもそも「仕訳(しわけ)」ってなに?
前回やったように、「お金が動いた!モノが増えた!」っていう取引を、記録すること。
その方法が「仕訳」です。
たとえば、お母さんに1000円もらったとき、こう記録します:
現金 1000 / おこづかい収入 1000
「左と右に分けて書く」――これが簿記のルールなんです。
✋ 借方(かりかた)と貸方(かしかた)ってなに?
名前がややこしいけど、カンタンに言うと:
側 | 名前 | どっち? | 例 |
---|---|---|---|
左側 | 借方(かりかた) | 増えたもの | 現金・商品・費用など |
右側 | 貸方(かしかた) | 減ったもの | 売上・収入・借金など |
💡コツ:
借方=「入ってきたもの」
貸方=「出ていったもの」
とイメージすると分かりやすいよ!
🧮 たとえばこんな仕訳!
例1:500円の文房具を買った(現金で)
借方:文具費 500
貸方:現金 500
例2:友だちに1000円返してもらった
借方:現金 1000
貸方:立替金 1000
🗂️ 簿記って「左右でバランスをとるゲーム」
簿記では、どんな取引でも「左と右の金額はぜったいに同じ」にします。
これは、「お金やモノの動きには必ず相手がある」っていう考え方からきてるんやで!
🎯 今日のミニ問題
Q. コンビニで200円のパンを現金で買った。仕訳を完成させよう!
( ) 200 / ( ) 200
こたえ:
パン代(または食費) 200 / 現金 200
🗒️ まとめ
🔹仕訳とは、「お金やモノの動きを左右に分けて記録すること」
🔹左が「借方(かりかた)」=ふえた
🔹右が「貸方(かしかた)」=へった
🔹どんな取引でも、左と右は“必ず同じ金額”!
🔜 次回予告!
📌【第4回】「なんで左右に分けるん?」
〜バランスがカギの簿記の世界〜
簿記の「しくみ」がだんだん見えてきたで〜!
次は、なんでわざわざ左右にわけるの?ってところを深ぼっていきます。
コメント